イムス東京葛飾総合病院でWOC勉強会を開催しました
こんにちは、ザイタックブログ編集部です。
9月16日、東京・葛飾区にあるイムス東京葛飾総合病院で、看護師向けのストーマ勉強会を開催しました。
講師は、ザイタックが契約している皮膚・排泄ケア認定看護師の根本さんです。さらに今回は、装具メーカーのダンサック社にもご協力いただきました。
院内全体での実施となり、40人近くの看護師が参加されました!
第一部【実演1】新しい皮膚保護剤(TRE)
第一部は、ダンサック社から新しい皮膚保護剤(TRE)の特性について、説明と実験をしました。
以前のふれあいサロンでも大好評だったこの実験、今回の勉強会でも盛況でした!
ストーマ装具の中で唯一配合されているポリアクリル酸ナトリウムの実験では、その吸水力に「おぉ~、すごい!」と会場からどよめきが…。また、便をアルカリ性から弱酸性に変化させる緩衝スピードも速く「イレオストミーに最適だね」という話になりました。
第二部【講義】
第二部は、皮膚・排泄ケア認定看護師の根本さんによる「ストーマスキンケアとトラブル」の講義です。
術後の早期合併症とスキントラブルの対応を、実際の症例写真を示しながら説明しました。豊富な経験に基づいたリアルな話は、参加した看護師のみなさまにも大変参考になったようです。


第三部【実演2】ストーマサイトマーキング
第三部はストーマサイトマーキングの実演です。
ストーマサイトマーキングとは、術前にストーマをどの位置に造設するかを決めて身体に印をつけることです。術後のストーマの合併症予防や、オストメイト自身ができるだけ管理しやすいような位置の造設を目的としています。
モデルはザイタックの加瀬が担当し、根本さんによるマーキングの手順、ポイント、コツの説明と実演(お腹にマーキング)が行われました。病棟への共有用として動画の撮影をされている方もいました。
腹帯の上からとはいえ、皆さんにまじまじと見られるのは少し恥ずかしいですね(笑)


- ストーマケアの認定看護師に話を聞く機会は初めてで貴重な経験でした。
- 実践や実際の症例紹介がありわかりやすかったです。
- 製品を実験的に体験できてよかった。
- ストーマ装具によって特徴に違いがあり、トラブルを起こさないよう対象者に合った製品を使うことが大切だと改めてわかりました。
まとめ
イムス東京葛飾総合病院が「医療を通じて地域とつながる」を掲げているように、ザイタックもストーマケアに関して、オストメイトや医療従事者と繋がる「かけはし」になるべく、日々活動しています。
商品を販売するだけでなく、今回のような勉強会を通して看護師のみなさまのお役に立ちたいと考えています。何かお困りごとがあればいつでもお申し付けください。
【病院紹介】
イムス東京葛飾総合病院
〒124-0025 東京都葛飾区西新小岩4-18-1