今回は、家族愛に溢れ、心温まることばで綴られた、あるオストメイトにまつわる物語をご紹介いたします。

いつもと変わらない日常で不意に現れる病魔の影、必死に生きる一人の人間を懸命に支える家族の姿、飾らない文にこめられたその時々の想いに、こころ打たれます。

悲しさの中にも、読者に何かを思い出させてくれる内容です。

日々、医療現場で奔走している医療者の方にも、ぜひ手に取っていただきたい本です。

天国に咲く白い花（文芸社）