2023.01.30
去る2023年1月17日に文京区、新宿区、荒川区、北区、台東区の福祉事務所のみなさまが、ザイタックに来訪されました。来訪の目的はザイタックの見学とストーマケアに関する勉強会にご参加いただくことです。
昨年11月にも、東京都ならびに世田谷区などを中心とした福祉事務所の方々と、同様のイベントを実施しましたが、それに続く形での開催となります!その際の様子はこちらの記事で紹介しています。
日ごろから、日常生活用具給付券の取扱い業務で連携を取っておりますが、このように直接意見交換できる機会は、私たちにとっても大変貴重なものです。有意義な情報の交換ができるように、ひいてはオストメイトの明るいくらしにつなげられるように、対応させていただきました!
勉強会の前半は、ストーマケアのトレンドや新商品などの最新情報についてのご説明とともに、ストーマケアの歴史についてもお話させていただきました。
ご参加いただいた方々の日常業務が、より円滑に進められるよう、幅広い情報の提供に努めました。
私たちの話が終わると、想定以上の様々なご質問やご意見をいただきました。このような姿勢には、見習うべきものがあり、とても刺激になりました!
そして、会の後半は、オストメイトのみなさまとの交流を通じて得られた実際の声をもとに、オストメイトの方々のサポート体制強化の一助になれば、との思いでお互いに意見交換を実施させていただきました。現状のシステムにおける、お互いの課題認識などが共有できたことは大きな成果です。変化するスピードがどんどん速くなる社会で、私たちの業務が取り残されることのないようにしなければなりません。
“オストメイトと医療・社会をつなぎ、オストメイトの明るいくらしを創造します”というザイタックのパーパスの実現に向けて、私たちは「毎日の仕事の基準を高く持ち、オストメイトの皆さまに付加価値の高い情報・サービスを日々提供していかなければならない」という思いを強く感じさせられる一日でした。
改めまして、ご参加いただきました各福祉事務所の総勢10名のみなさま、ありがとうございました!
また、このような勉強会の開催は随時お受けすることが可能です。オストメイトや医療関係者、およびストーマケアに関心がある方なら、どなたでも参加OKです!お気軽にご連絡ください!
最後に、文京区福祉部障害福祉課の渋谷尚希さまから、後日メールをいただきました。参加者を代表して、とのことでしたが、その文章を添えて、今回のコラムを終了させていただきます。
去る1月7日、ストーマ装具等についての勉強会・見学会ということで、荒川区、北区、台東区、新宿区、文京区の福祉事務所の職員でザイタックさんに伺いました。
ザイタック社員の方から実際のストーマケアの動画を交えながらご説明をいただきました。
ストーマ用装具が生まれる前の時代の人々はどう生活していたのか、装具開発にあたって数多くの困難を乗り越えながら今に至る過程をご説明いただき、大変勉強になる内容でした。
その後、実際のストーマケアについて体験をさせていただきました。装具を実際に触るのは初めてという職員もおり、オストメイトの方の日々のストーマケアの大変さや、難しさを実感しました。
ストーマ装具やストーマ用アクセサリーについても多くの種類があり、実際に使用することで、アクセサリーの重要性や、日々進化するストーマ用装具について知ることができました。知恵や工夫の凝られた便利な機能、商品についても、多くの驚きや発見があり、日々オストメイトの方のことを考えられて様々な製品が作られているのだと感じました。
また、意見交換会では、販売店やオストメイトの方側からの目線から、大変貴重なお話を頂けました。今回の経験を、今後の給付事務を始め、オストメイトの方との触れ合いの中で活かしていきたいと考えております。ありがとうございました。
文京区福祉部障害福祉課
身体障害者支援係長 渋谷尚希
福祉事務所
東京都(文京区、新宿区、荒川区、北区、台東区)の福祉事務所の方々