ふれあいサロン「人には聞きにくい排泄ケアについて」を開催しました
こんにちは、ザイタックブログ編集部です。
5月のふれあいサロンは、先々月、先月に続きメーカーとのコラボ企画!
「人には聞きにくい排泄ケアについて~おむつ・パッドいろいろ教えます~」のテーマで、大人用おむつ・介護用品メーカーの株式会社リブドゥコーポレーション藤本さんに講師をお願いしました。
おむつ・パッドの選択基準
リブドゥコーポレーションが作成している「紙おむつの選び方・使い方ガイドブック」をもとに説明していただきました。
まずは体の状態(ひとりでトイレに行ける・介助があればトイレに行ける・トイレでの排泄が困難)を中心に選定していくそうです。
- ウエスト部はよく伸びるので、Mサイズを中心に選択しましょう
- メーカーによっては同じサイズでも大きさが違うので注意しましょう
(実際に別メーカーのおむつを購入したところフィット感が甘かったということがあるそうです)
- ストーマ装具と同様に、災害袋に少し入れておくと水が使えないときに役立ちます
- 空気中の湿気を吸ってしまうため、使用期限は1~2年です
吸水実験
おむつやパッドの吸水量は種類によって様々です。
試しに80ml吸収できるパッドに60mlの色水を垂らしてみましょう。
すぐに吸収し、最終的には表面がサラサラとした状態になりました。薄型のパッドでも多少の尿であれば十分吸収することがわかり、「これなら試せるかも」という声が聞こえてきました。
- 排泄についての悩みや相談は人に話しづらいかと思いますが、一度実際に装着してみると、いざという時のハードルが下がります。
- 履くパンツよりもパッドの方が薄くておススメです。目立たないので年齢問わず利用でき、安心感がありますよ。
座談会
今回、初参加の方はストーマを造設して数か月。他の参加者は3年程度から40年以上の大ベテランまでいらっしゃいました。
終始、初参加の方が質問して周りの方がアドバイスをされているのを見て、同じ境遇の方が集まる交流会ならではの光景だなと感じました。
- 知人の高齢のオストメイトから「排尿機能が弱くなった」という話を聞いて、もしかしたら自分もいつか目が覚めたらその瞬間に排泄ケア商品が必要な体になっているのではと考えていました。テーマに惹かれ参加しましたが、予想を裏切らない大変参考になる話でした。オストメイトの知人にも今日の内容を伝えたいと思います。
- 排泄パッドのことは何も知らなくて、この講座を出席することにより勉強になりました。
- 手術をした病院でザイタックのふれあいサロンを紹介してもらって参加しました。同じ立場の人の話が聞けて良かったです。
次回ふれあいサロン
次回は6月11日(水)、昨年大好評で1ヶ月に3回開催した「夏場のストーマケアについて」をテーマに開催します。
講師はザイタックと契約しているお馴染みの皮膚・排泄ケア認定看護師の根本さん。オストメイトにとって、夏の暑さによる汗は大敵です。例年続く猛暑をどのように乗り越えるか、コツやお役立ち商品を紹介していただきます。たくさんの申込をお待ちしております!
ふれあいサロンは、ザイタック以外のお客様でも参加可能です。また、個別相談については直接お腹を見ずに写真だけでもお受けできますので、気兼ねなくご相談ください。
